[weara NOW]プロトタイプ試用・調整中
wearaプロデューサーのHossyです。
段々と秋も深まり、寒くなってきました。
冬になると日照時間が減ってくるため、一般的には睡眠時間が長くなります。
これは人間が日が出ているときに覚醒して活動し、日が落ちて暗くなると休息に入るという生物のリズムによるものです。
これ自体は自然の摂理とも言える仕組みなので、逆らうことなく少し長めに寝てみると良いと思います。
さて、[weara NOW]は、wearaの開発状況について少しご紹介をしていくシリーズです。
発表から発売まで少し間があったりしますし、その後も、発売して終わりではないので、追加機能などの開発状況などをシェアしていきたいと思っています。
11月頭では、プロトタイプサンプルを元に、各種センサーからの取得データの検証や、装着テスト、睡眠データの正確性(アクチグラフとの比較)を行なっています。
私は、右手と左手における差などもチェックするために、左右にwearaを装着し、また比較のためにApple Watchも付けているため、合計で3つものウェアラブルデバイスを付けているということになります。
今は寒い時期なので、長袖の服や上着を着ているため、そんなに目立つことはありませんが、夏などは明らかに怪しい感じになってしまうので、冬のウチにこのような開発は終えたいところです。
街中で、左手にwearaとApple Watch、右手にもwearaをしている人がいたら、もしかしたら私かもしれませんので、お気軽に「wearaの調子はどうですか」とお声がけください。
睡眠計測における正確性については、AMI社アクチグラフをリファレンスとしているため、比較・調整を続けています。
まずは、入眠・覚醒の判定をしっかりと合わせていくことが重要です。
これにより、睡眠の量的な計測はある程度正確性を担保していくことができます。
実際に、私自身の計測データを細かく毎日見ているのですが、気づいていない中途覚醒があったりするので、なんとなくちゃんと寝ているだろうと思っていても、実際には中断された睡眠があるということが客観的に分かることになります。
この睡眠計測の調整における難しいところは、「寝てみないとテストできない」という一言に尽きます。
擬似的に寝ることができないため、どうしても一晩かかってしまいます。結果が思わしくなく、調整をしたとしても、その結果が分かるのが翌日になるということですから、かなりの時間がかかってしまいます。
とはいえ、ここをしっかりと担保していかないといけないので、毎日計測と調整を続けています。