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wearaの始まりの始まり

wearaプロデューサーのHossyです。

 

wearaの構想を始めたのは、もう2年ほども前のことでした。

2017年の後半に、その時に取り組んでいるプロジェクトにある程度の目処がついたころ、どうしても前からやってみたかったウェアラブルリストバンドを作ってみたいと思い立ちました。

 

私が普段、製品を作るきっかけになるのは「欲しいものが世の中にない」というところです。

過去にはいろいろなウェアラブルデバイスを試してきたものの、その時点で満足して使い続けたいと思う製品がなかったのです。それでは、自分たちで作ってみたいということをぼんやりと考え、どういうものが良いかを思いつくたびにメモに書き連ねていきました。

 

自分自身も30歳に起業を決め、そこから走り続けて40歳を超えたところで、健康について深く考えるようになりました。

自分自身、年齢を重ねる毎に太りやすくなったり、無理が利かなくなってくることを感じていて、その時点ではなるべく睡眠時間を削らないようにしたり、少しでも疲れを感じたら無理をしないようにしたり、食事も特に夜に多めに食べないようにしたり糖質を摂り過ぎないようにしたりと、「なんとなく」工夫はしていました。

 

ウェアラブルデバイスにより、日々の睡眠や運動が可視化されることがとても重要だというのは知っていたので、自分もしっかり管理をしたい、でも、いつも身につけるには良いデバイスがないということがwearaの始まりの始まりです。

 

 

これから、いくつかの記事に分けて、細かくご紹介していきたいと思っていますが、wearaは構想から2年、実際にプロジェクトを起動してから1年半くらい、そして先日2019年10月1日に発表をしてデビューしたわけです。

 

ミュージシャンになるつもりで青春時代をかけた音楽からMacの道に入り、その後にApple周辺機器を販売するトリニティ株式会社を起業。オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。口癖は「諦めたらそこで試合終了」と「宝くじは買わなければ当たらない」。