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wearaの名前にまつわるエトセトラ

みなさん、こんにちは。wearaプロデューサーのHossyです。

2020年1月はずっと中国に籠もっていて、1ヶ月の2/3ほど中国で生活していますが、なかなか中国語を覚えられずにいます。

私の1番うまい中国語は「私は中国語が分かりません」です。これは上手くて、中国人が話しているのとあまり変わらないと褒められます。

日本でも、「I can’t speak English.」と流暢に話せる人がいますが、それと同じことですね。

さて、前回「「weara」という名前の由来 | BLOG [ブログ]」という記事でwearaという名前についての説明をしました。

最終的には記事の通りの思いを込めて付けた名前で、今では大変気に入っていますが、実はその前に仮称として呼んでいた名前がありました。

EVER

wearaを構想しているときにはずっと、「いつも」「常に」という意味でEVERという名前を使っていました。今だに、過去の企画書などを見返すと「Lifelog listband “EVER”」という記述がたくさん出てきます。

しかし、最終的にプロジェクトをスタートさせるときに本気で商標を検索していくと、私たちの製品が分類されている第9類というところではEVERは他の会社に使われていました。

商標は重複できないし、一度取得した商標を手放すということはあまりないため、最近ではこんなに短く、わかりやすい単語で商標を取れるということは滅多にありません。

新しいサービスや製品では難しくて覚えにくかったり、造語だったりするのはそういうことです。

  • LIFE
  • loop
  • With
  • List(Wristとかけて)
  • BE
  • Ring
  • One
  • Zero
  • Dots(LEDが複数付いていることから)

ちなみに、なんとなく思いついた単語を書き連ねていったメモを見ると、上記のように短くて英単語として存在しているそのものの言葉ばかりで、商標登録を調べるだけで一瞬で撃沈するものばかりでした。

繰り返しますが、結果としてwearaになったことはとても満足しています。

ただ、そこに至るまでにはこのようなストーリーがあったということだけ知っていただければと思ってこの記事を書いてみました。

今は、「weara(ウェアラ)」という言葉だけしっかりと頭に刻んでいただければと思います。

ミュージシャンになるつもりで青春時代をかけた音楽からMacの道に入り、その後にApple周辺機器を販売するトリニティ株式会社を起業。オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。口癖は「諦めたらそこで試合終了」と「宝くじは買わなければ当たらない」。