TOP

あなたの睡眠知識は「都市伝説」かもしれない!?

「睡眠周期」が90分単位って本当ですか?

「睡眠」については世界中で研究が行なわれていますが、まだまだ謎がたくさんあります。しかし研究が進むにつれて、常識のように思われていたことが、実はそうでもない、という話になることがあります。

たとえば、本ブログの記事『「睡眠は90分単位で起きると目覚めがいい」のウソ』でお伝えしているのもその1つです。これは、ノンレム睡眠の始まりからレム睡眠の終わりである「睡眠周期」が、だいたい90分周期で繰り返されるという話から、90の倍数で睡眠時間を割り出せば眠気が少ない状態で起きられるというもの。

しかし、レム睡眠の脳波は浅い眠りに似てますが「レム睡眠=浅い眠り」ではありません。また、睡眠周期には個人差があります。同じ人でも日によって70分〜110分と大きなバラツキがあるため、単純に90の倍数で計算しにくいことがわかっています。

ですからこれはまったくの都市伝説とされています。

睡眠記事の定番フレーズ「お肌のゴールデンタイム」の真実

また、一昔前なら睡眠の記事に必ずといっていいほど盛り込まれていたキーワードがあります。それは「お肌のゴールデンタイム」というフレーズ。睡眠は美容に直結していることもあり、「午後10時から午前2時はお肌のゴールデンタイム」という説明を見たことがある方も多いのではないでしょうか。

しかしこれは誤り。なぜなら肌の再生に必要な「成長ホルモン」は、時間で分泌されるものではないからです。

なぜそんなことが言われるようになったのか。wearaの開発で監修を務めてくださっている医学博士であり、睡眠評価研究機構代表、日本睡眠改善協議会理事長の白川修一郎先生はこう語ります。

白川修一郎先生が「都市伝説」を斬る!

「ほぼ都市伝説です。睡眠の前半に成長ホルモンが際立って分泌されるので、このような説が流布したのでしょう。

睡眠中の成長ホルモンは、徐波睡眠(いわゆる深睡眠)がトリガーとなって分泌が始まります。睡眠中の成長ホルモンは、パルス状に分泌され、血中濃度がだんだんと上昇します。

徐波睡眠は、主に睡眠の前半に出現し、深部体温(体の内部の体温)がしっかりと下降すると、出現も多くなります。成長ホルモンの血中の有効濃度(効果がしっかりみられる濃度)は、睡眠が安定して一定以上持続していれば多くなります。

深部体温の下降は、生体リズムの影響を強く受け、一方で効果的な成長ホルモンの分泌は睡眠を取っていなければみられないのです。

肌の再生には、タンパク合成を促進する成長ホルモンが重要です。生体リズムと睡眠がうまく同調していて7時間前後の良質で持続した睡眠がとれていれば、成長ホルモンの分泌はもっとも多くなります。不規則な生活で乱れた生体リズム、短すぎる睡眠時間、分断された睡眠では、成長ホルモンの分泌量は低くなります。お肌が荒れてしまうのは、このような状態の時です。

規則正しい睡眠習慣、7時間前後の良質で持続した睡眠、メリハリのある生体リズムを確保することが、お肌のゴールデンタイムを約束してくれます。」

睡眠の「都市伝説コラム」が読めるのはwearaアプリだけ

要するに、成長ホルモンはしっかり眠っていれば分泌されるものであり、その時間に限らないということ。そして、睡眠週間と生体リズムが安定していて、午後10時から午前2時の間に眠っており、その間徐波睡眠(深睡眠)がしっかり出現することで、まとまった量の成長ホルモンが分泌され、はじめてお肌にとってのゴールデンタイムが実現する、ということですね。

逆にいえば、眠っていても睡眠の質が悪ければ成長ホルモンが十分分泌されず、ゴールデンタイムとは言えないかもしれない、ということでもあります。

睡眠に関しては、このような都市伝説かなり多く流布されているのが現状です。wearaアプリの中には、そんな都市伝説に関する白川修一郎先生のコラムを多数ご用意しております。

貴重な真実がわかるのはwearaアプリだけ! 睡眠に関する正しい知識を持てるようになりたいですね。

wearaに関連する情報をブログでお届けします。